京都ならではのお茶会
10月14日㈯、京都市伏見区役所神川出張所で伏見区老人クラブ連合会羽束師老人クラブハッピー会主催のお茶会が開催され、約40名が参加しました。来場者は気軽に茶の湯を体験でき、 中西会長自らお茶を振る舞う場面もありました。お茶をお菓子と一緒にいただきながら談笑し、アットホームな会場は終始大盛況となりました。
【茶の湯の歴史と京都】
茶の湯の原形は、平安時代末頃に中国からもたらされました。当時、お茶は貴重な品で一部の貴族や僧侶にしか口にはできませんでした。
鎌倉時代、栄西は中国から持ち帰った茶の種を九州の土地に植え、京都の宇治の僧にも茶の種を分け与えました。京都の寺院から茶の栽培が広がり、各地で茶が栽培されるようになりました。この頃、お茶を飲む文化は貴族から武士の階級にまで広がりました。
室町時代になると喫茶が習慣化し、上流階級では華やかな茶会が開催されるようになりました。 安土桃山時代に登場するのが、最も有名な茶人・千利休。質素なものの中に美しさを見いだす「詫び寂び」の精神と、一服の茶を心地よく楽しんでもらおうという「もてなし」の心を重視する「侘び茶」を確立。現在の茶の湯・茶道のカタチが完成されました。
現在でも、茶道の家元や茶家の多くが京都を本拠とするように、京都は茶の湯の歴史のなかで、中心的な役割を果たしてきました。
このような地域に根差したユニークな活動も面白いですね!ぜひ、皆さんの地区で行われるユニークな活動があればお寄せください♪
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