フラダンス講習会♬
枚方市老連単位クラブ 明友会が8月の例会行事としてフラダンス講習会を開催しました。今回は市老連のフラダンス講習会でもお馴染みで、枚方市渚南町にお住いの八尾先生にお願いし渚南町集会所にお越しいただきました。
市老連の講習会とはまた違った催しで、フラダンスを見て楽しむ会となりました。1曲づつ丁寧に先生が説明し、フラダンスの魅力について教えていただきました。
最後は浦上会長からのお願いもあり簡単的なフラダンスのステップを参加の皆さんで学びました。暑い中集まった皆さん大変満足の行事となり、口々に「楽しかった」「ハワイ行きたくなった」などの感想を言われ集会所を後にされました。
【フラとは…】
ハワイの伝統的で神聖な踊りであるフラは、世界一美しい踊りとも言われています。「ハワイ」「ポリネシア」と聞くと、フラダンスをイメージする人も多いのでは。私たち日本人に最も馴染み深いポリネシアン文化といえば、フラダンスといっても過言でありません。
実はハワイ語のHula"フラ"は、ハワイアンダンスのこと=『踊り』を意味します。つまり、私達がよく口にする「フラダンス」は、フラ(hula)もダンス(dance)も、両方『踊る・ダンス』という意味になるので、「フラダンス」では、ダンス・ダンスという意味になってしまうのです! ハワイ語では「フラ(hula)」と呼ぶのが普通だそうです。(でもやっぱりフラダンスのほうが耳馴染みがありますね^^;)
【フラの起源】
その昔、ハワイ・ポリネシアには文字というものがありませんでした。太平洋の真中の美しい島には、明るい日差しと豊かな自然があり、その自然を神にたとえ、人々は暮らし、共存していました。文字を持たなかったハワイの人々が神への信仰の表現や、体験、出来事を後世に伝える手段として、フラ=踊りが広まりました。 それがフラダンスの歴史のはじまりとなります。
ハワイの人々は、すべてのものに精霊【マナ】が宿ると信じて、神様・自然への感謝の気持ちと祈りをとても大切にしていました。フラダンスの発祥の地については、ハワイやタヒチなどいくつかの説があり、はっきりしたことはわかっていません。フラも各島々の踊りを元とするものですが、それがハワイ流に独特の発展を遂げ、今のような美しい踊りが確立されたそうです。
フラは踊りとして美しいだけでなく、古来、神に捧げる神聖な踊りでもありました。 先史時代のハワイでは、フラは後世のように娯楽として踊られるものではなく、宗教儀式の一部だったそうです。
神話によると、この世で初めてフラを踊ったのは、女神ラカ。ハワイ諸島の一つ、モロカイ島のある洞窟で女神ラカが踊った踊りが、フラの起源とされています。そのため、ラカは今もフラの守護神とみなされており、ラカを祀る祭壇を設けるフラ・ハラウ(フラの学校)も多いのです。
また、文字を持たなかった先史時代のハワイでは、フラは歴史の継承という重要な役割をも担っており、本当のフラというのは一般に知られているよりずっと精神的で奥深いものでした。先史時代のハワイでは、フラは誰もが踊れるものではなく、選び抜かれた男女だけが踊ることのできる特別な踊りでした。フラ・ダンサーはまさに芸術家であり、文化の担い手であるのですね。
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