シニア・リトミックって何?

 ピアノ伴奏に合わせて唱歌などを歌ったり、体を動かしたりして、楽しみながら心身の健康づくりをするシニア向けの音楽療法です。「リトミック」はこの音楽療法を考案したスイスの作曲家の名前です。

 楽しく音楽と触れ合いながら、体内時計(=リズム)を正常な状態に戻し、毎日を生き生きと楽しく過ごせ、健康寿命を長くすることが目的です。音楽をもとに身体を動かしながら活動するのが特徴ですが、ダンスとも体操とも違い、決まった振り付けなどはありません。音楽が聞こえるままに、感じるままに、動くのが特徴です。

シニア・リトミックの3本柱

①リズムde回復ワーク

 音楽に合わせて体を動かす

 体内リズムが何らかの理由で不調に陥ると、身体活動に悪い影響が出てきます。不調に陥った体内リズムを音楽に合わせて手拍子をすることで、指先・手のひらを刺激し、脳にリズムが伝達され乱れているリズムを整えます。


②リズムde身体運動

歌を歌いながら体を動かす

 冷え切った手足・緊張した筋肉・軟骨がすり減った関節など、年齢と共に身体の動きが悪くなってきます。身体にストレスをかけない緩やかな動きでさらに唄を歌いながら運動を行うことで、右脳・左脳共に認知機能維持の効果も期待できます。


③リズムde脳トレーニング

自由に音楽を表現する

 リズムに乗って言葉の連想しりとり・好きな物などを口にすることで、顔面にある様々な筋肉を使い、顔のむくみやシワの改善・血色・誤えん・むせ予防などが期待される。歌詞連想法や回想法と組み合わせることで、脳の活性化や生き甲斐に繋がります。

 子どもの感性を育成する教育法としても扱われるリトミック。シニアでも健康増進や認知症予防に効果的です。ストレス解消にも最適ですよ!


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